歯科コラム

【宇部市の歯医者】健康な歯を守るためにも 歯周病にならないために気を付けるべきこと

「歯周病にならないために、何を気をつけたらいいのだろう?」と悩んでいませんか?
歯周病は初期段階では自覚症状が少なく、気づいたときには進行していることが多い病気です。
しかも、進行すると歯を失うだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼすことが知られています。
この記事では、歯周病の原因と具体的な予防方法について詳しく解説します。

 

歯周病とは

歯周病は、日常の歯磨きで取り除けなかった歯垢に含まれる歯周病菌が、歯ぐきに炎症を引き起こし、歯を支える組織を破壊していく細菌感染症です。
痛みを感じることが少なく、進行しても自覚しにくいため、「サイレントディジーズ(静かなる病気)」と呼ばれることもあります。
症状に気づいたときには、すでに重症化していることが多い病気です。

 

歯周病の原因

不十分な歯磨き

歯周病の主な原因は、歯垢がしっかりと取り除けていないことです。
歯垢が残ると細菌が繁殖し、歯周病が進行していきます。
特に、歯ブラシが届きにくい部分や、歯間ブラシなどを使わない場合、汚れがたまりやすくなります。
また、歯並びの悪さや不適切な詰め物・被せ物も、歯周病リスクを高める要因です。

強い力が歯にかかっている

歯ぎしりや食いしばりは、歯や歯ぐきに過度な負担をかけ、歯周病の進行を早める原因となります。
強い圧力が歯周組織を傷つけ、歯周病菌が侵入しやすい環境を作るのです。

喫煙

喫煙者は、歯周病リスクが非喫煙者に比べて約3倍高いとされています。
タバコに含まれるニコチンが血管を収縮させ、歯ぐきの血流を悪化させることで、歯周病が進行しやすくなります。

 

歯周病にならないために気をつけるべきこと

丁寧な歯磨きを毎日行う

歯周病予防の基本は、日々の歯磨きです。
プラークは歯と歯ぐきの間にたまりやすいので、歯周ポケットも意識して磨きましょう。
歯ブラシは毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当て、軽く小刻みに動かします。
加えて、歯間ブラシやデンタルフロスを使い、歯ブラシが届きにくい部分もしっかりケアしましょう。
また、使用する歯ブラシはヘッドが小さく、適度な固さのものを選ぶことが大切です。
ブラシの毛先が広がったら交換時期ですので、1ヶ月に1回を目安に新しいものに替えましょう。

定期的な歯科受診で歯石を除去する

プラークが硬くなり「歯石」となると、自宅でのケアでは除去できません。
定期的に歯医者でのクリーニングを受け、歯石を取り除くことが必要です。
また、定期的な検診により、虫歯や歯周病を早期に発見し、軽度のうちに治療することで、時間や費用の負担も軽減できます。

禁煙を実践する

タバコをやめることは、歯周病の進行を防ぐ大きな一歩です。
ニコチンの影響で血流が悪くなると、歯ぐきの健康が損なわれ、細菌が増殖しやすくなります。
禁煙により、免疫力が向上し、歯ぐきの健康を守ることができます。

生活習慣を整えて免疫力を高める

健康な歯ぐきを維持するには、免疫力を保つことが大切です。
バランスの取れた食事や十分な睡眠、ストレス管理を行うことで、体全体の免疫力が高まり、歯周病菌の増殖を防ぎます。
特に、ビタミンCやビタミンEを含む食品は抗酸化作用があり、歯ぐきの健康維持に役立ちます。
一方で、糖分の過剰摂取は歯周病を悪化させる可能性があるため、控えめにすることが推奨されます。

 

まとめ

歯周病は予防と早期発見が重要です。
日々の丁寧な歯磨き、生活習慣の見直し、そして定期的な歯科検診を受けることで、歯周病を防ぐことができます。
健康な歯と歯ぐきを守るために、今からできることを始めてみましょう。

 

 

もうり歯科クリニック

山口県宇部市にあるもうり歯科クリニックでは、来院から帰宅するまで患者さんがリラックスして過ごせるクリニックを目指し、日頃から細やかな心配りを大切にしています。
一人ひとりの思いに寄り添った診療をご提案し、お子さまから大人まで身構えることなく通っていただける、笑顔の溢れる歯科医院です。
どんな小さなお悩みでも、お気軽にご相談ください。

もうり歯科クリニック
TEL:0836-32-2778
住所:〒755-0066 山口県宇部市小松原町2-1-23

 

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