歯科コラム

【宇部市の歯医者】口を開けると痛い、、、顎関節症の原因について

「口を開けると痛い」「顎に違和感がある」といった悩みを抱えていませんか?
それはもしかしたら顎関節症のサインかもしれません。
顎関節症は、顎関節やその周りの筋肉に負担がかかることで痛みや機能の不調を引き起こす病気です。
放置すると、日常生活にも支障をきたすことがあります。
この記事では、顎関節症の原因や、どのように予防・治療ができるのかを詳しく解説します。

 

 

顎関節症とは

顎関節症とは、顎の関節や筋肉に痛みや違和感が生じ、正常な機能を果たせなくなる状態のことを指します。
顎は食べ物を噛んだり話したりする際に絶えず動くため、顎にトラブルが起きると日常生活に大きな支障をきたします。
症状がひどくなると、食事をするのが難しくなったり、話すことが困難になることもあります。
症状が進行すると、食事や会話が困難になるだけでなく、肩こりや頭痛などの全身症状へとつながることもあります。

 

顎関節症の原因

歯並びや噛み合わせの異常

歯並びが悪いと、上下の歯が正しく噛み合わず、片方の顎にだけ負担がかかることがあります。
これにより顎の筋肉に負担がかかり、顎関節症の原因となることがあります。
また、入れ歯や歯の被せ物が合わない場合も、噛み合わせに悪影響を及ぼすことがあります。

TCH(歯列接触癖)

TCHは、無意識に上下の歯が接触している癖のことを指します。
本来、上下の歯は何もしていないときは軽く離れているべきですが、この癖がついてしまうと顎に負担がかかり、顎関節症を引き起こす原因になります。

歯ぎしりや食いしばり

強い歯ぎしりや食いしばりは、顎の筋肉や関節に過剰な負荷をかけます。
これらは無意識に行われることが多く、特に睡眠中やストレスを感じているときに頻発し、顎関節症のリスクを高めます。

ストレスや緊張、睡眠不足

精神的なストレスや緊張状態が続くと、筋肉が強張ってしまい、顎に負担がかかりやすくなります。
また、睡眠不足も顎関節症のリスクを高める要因です。

運動不足や姿勢の悪さ  

運動不足や悪い姿勢は、筋肉を緊張させ、顎関節に悪影響を及ぼすことがあります。
特に猫背や頬杖をつく癖がある人は、顎関節症を発症しやすくなります。
さらに、横向きやうつ伏せで寝ることも顎に負担をかけるため、姿勢の見直しが必要です。

 

顎関節症の治療法

マウスピースやスプリント治療  

就寝中の歯ぎしりや食いしばりを防ぐために、マウスピースやスプリントを装着して顎の負担を軽減します。
これにより、顎の関節や筋肉の保護と修正が行われ、症状の改善が期待されます。

生活習慣の改善

日常生活の中で、ストレスを軽減したり、適度な運動を取り入れたり、正しい姿勢を意識することが、顎関節症の予防・改善につながります。
肩や首のストレッチも効果的です。

薬物療法

痛みが強い場合は、痛み止めや抗炎症薬が処方されます。
内服薬だけでなく、塗り薬や貼り薬なども利用されることがあります。

温熱療法やマッサージ

顎関節に関連する筋肉をマッサージしたり、温めたりすることで血行を促進し、筋肉の緊張を緩和することができます。
正しい方法で行えば、症状の軽減に効果がありますが、自己流のマッサージはかえって悪化させる可能性があるため、医師の指導を受けましょう。

 

まとめ

顎関節症は早期の対応が重要です。
生活習慣を見直し、適切な治療を受けることで、症状の進行を防ぎ、日常生活を快適に過ごすことができます。
口を開けると痛みを感じたり、顎に違和感がある場合は、早めに歯科医院で相談してみましょう。

 

もうり歯科クリニック

山口県宇部市にあるもうり歯科クリニックでは、来院から帰宅するまで患者さんがリラックスして過ごせるクリニックを目指し、日頃から細やかな心配りを大切にしています。
一人ひとりの思いに寄り添った診療をご提案し、お子さまから大人まで身構えることなく通っていただける、笑顔の溢れる歯科医院です。
どんな小さなお悩みでも、お気軽にご相談ください。

もうり歯科クリニック
TEL:0836-32-2778
住所:〒755-0066 山口県宇部市小松原町2-1-23

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